■起立負荷試験はニュートンの法則による自律神経機能評価

ヒトは起立すると重力の影響により血液が下肢に貯留します。下肢静脈から心臓に送られる血液が減少することにより、心拍出量が減少し、瞬間的に血圧は陰圧になります。

(画面図 起立した時の血圧変化 容積脈波)

健常な場合、それらの反応に対し、心血管中枢からの自律神経反射により秒・分単位で恒常性を維持します。

起立負荷試験はニュートンの法則(誰にも起こる共通の反応)に対する自律神経の反射ですから、個々固有の自律神経機能が評価できることになります。

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ストレスと自律神経