自律神経は交感神経と副交感神経の神経伝達により、全身をコントロールする遠心性の神経です。中枢神経、内臓感覚神経、体性感覚神経の信号 (求心性)の影響を受けています。自律神経の基礎活動

中枢神経は体性感覚神経、ストレスにより、興奮性の神経伝達(グルタミン酸)と抑制性の神経伝達(ギャバ)のバランスと、神経細胞の興奮度合い (3大モノアミン(ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニン)等の分泌量の増減)を変更し、脳全体をコントロールするとともに、自律神経中枢に指令信号 を出します。
自律神経は、中枢神経からの指令信号と内臓感覚神経の信号により、交感神経 (活性)と副交感神経(鎮静)のバランスと大きさを変更し、全身の器官をコントロールします。
内臓・血管などの全身の器官は自律神経によりコントロールされ、内臓感覚神経として自律神経に信号を戻します。