心拍変動解析など生体信号解析の第一人者でいらっしゃる名古屋市立大学大学院医学研究科名誉教授 株式会社ハートビーサイエンスラボ・代表取締役 早野順一郎先生によるオンラインセミナーを開催します。
先日(3月30日開催)「知らないと危ない心拍変動解析による自律神経評価の落とし穴」というテーマでオンラインで開催しましたが、時間の制約があり、参加したいができないといったお声を数多くいただきましたので、お申込みいただきました方に事前に講演内容を視聴していただき、質疑応答の時間をオンライン形式で行うこととしました。
より理解を深めていただくために、ご自身の視聴用として講演内容のダウンロードも可能です。
早野先生のセミナーは今後応用編3回を予定しています。
ぜひ多くの皆様にご参加いただけましたら幸いです。

講師ご紹介

早野順一郎先生
名古屋市立大学大学院医学研究科名誉教授
株式会社ハートビーサイエンスラボ・代表取締役

生体信号のゆらぎの生理的・生物学的意義の解明,および長期間の連続生体信号とそのビッグデータを利用した生体機能および病的現象のセンシング,モニタリング,およびモデリングによる予測と制御について長年にわたりご研究。先生ご自身で生体信号のプログラミングされ、R-R間隔のゆらぎ解析による心臓自律神経機能評価法の確立に多くご貢献。また、冠動脈疾患重症度と心臓迷走神経機能低下の関連の発見、心拍変動による心房細動の予後の予測、心拍変動成分の連続解析法を世界に先駈けて開発。心拍変動解析をはじめ生体信号に関連した論文を数多く発表。

 

講師の早野順一郎先生からのメッセージ

本セミナーでは、研究機関や企業、医療機関等で、自律神経機能に関する研究や製品開発に心拍変動解析を使って見たいとお考えの方を対象に、心拍変動を利用した自律神経機能評価機器の信頼性とその限界を規定するポイントと、心拍変動の研究論文の査読者がrejectやmajor revisionの理由として目を光らせるポイントについて解説します。主な内容は、(1) なぜ心拍変動から自律神経機能が分かるのか、あるいは、なぜ分からないのかという原理的なポイント、(2) 心拍変動の生理学的特性から見たときの測定条件や実験計画で抑えるべきポイント、(3) 心拍変動データの測定と解析法の技術的な留意点と目的応じた指標の選択法です。具体的な事例から、心拍変動解析で必ず抑えるべき落とし穴とその対策について、最新情報を分かり易くお話しします。

セミナー概要

【対象】
・研究者・医療従事者
◆こんな方におすすめです
・心拍変動解析による自律神経機能評価をこれからもっと活用しようと思っている方
・脈波により自律神経機能評価を行っている研究者の方
・論文を書く上で、心拍変動解析について基本的なことを学びたいと思っている方
・ウェアラブルセンサーを活用して、製品開発を使用としている企業研究者の方

研究者の方

◆セミナー概要
【テーマ】「知らないと危ない心拍変動解析による自律神経機能評価の落とし穴」
【対象】研究者・医療従事者の方
【開催方法】
動画配信とオンラインによる講演内容のQ&A(Zoom)
【開催日時】
動画配信  令和3年4月10日~令和3年5月28日(お申込み後からご視聴いただけます)
オンラインQ&A
令和3年4月27日(火) 19:00~20:00
zoomにて開催
質問に対して、早野先生からリアルタイムでお答えします。

【セミナーの特徴】
・事前の動画配信(講演内容約1時間)&オンラインQ&Aスタイル
・いつでも、どこでも講演内容をご覧いただくことができます。
・動画はご自身の視聴用としてのダウンロードが可能です。
・事前に講演内容に関する質問を受け付けます。
・当日の質問もお受けします。
・ただし質問にお答えできない場合もありますのであらかじめご了承ください。

【受講料】¥5500円(税込み)
*令和3年3月30日の同セミナーをお申込みの方は別途メールにてご案内いたします。

主催:臨床自律神経機能Forum(事務局:株式会社クロスウェル

お申込みはこちらから

◆ご参加にあたってのお願い
・ 1 アカウントにつき、1 名でのご参加をお願いいたします。
・ 録音、録画、撮影は固く禁止いたします。
・ 安定した通信環境下で受講ください。
◆本セミナーは応用編を予定しています