呼吸名人(通常呼吸と10回/分の調整呼吸による副交感神経機能評価)は副交感神経機能を本当に評価できるのか、硫酸アトロピンで実証してみました。

(画像はダブルクリックすると拡大)

■硫酸アトロピン投与前後をReflex名人でみてみると・・・

■副交感活動消失後、10回/分の調整呼吸してもCCVHFには現れません

硫酸アトロピン投与前には、調整呼吸によりCCVHFが増加するが、硫酸アトロピン投与後副交感神経活動消失後は通常呼吸時も調整呼吸時もCCVHFは現れません。

■硫酸アトロピン投与前から投与後の経過をみてみると・・・

副交感神経活動回復とともに、安静時・調整呼吸時の副交感神経活動CCVHFが大きくなります。

■呼吸名人所見比較してみると

呼吸名人所見の説明はこちら

(参考)

■HRVdbは、糖尿病性自律神経障害、自律神経障害を含む、広範囲の中でcardiovagal機能障害の早期発見のための高感度で信頼性の高い臨床試験であることが証明された

「cardiovagal機能の臨床試験として深呼吸と心拍変動」

Heart rate variability with deep breathing as a clinical test of cardiovagal function

ROBERT W. SHIELDS, JR, MD

Cleveland Clinic Journal of Medicine April 2009 vol. 76 Suppl 2 S37-S40

http://www.ccjm.org/content/76/Suppl_2/S37.full