【アルコール依存症患者に対する歯科治療時の体調リスクマネージメントに関する研究】

 

◆アルコール症患者の歯科治療前後に「きりつ名人」「Relax名人」でモニタリングを行い、その結果と患者様態の変化との関連を考察し、モニタリングの有効性について報告

◆井上 裕之1)、長谷 則子2)、松坂 利之3)、井出 桃4)、長谷 徹4)、西村 康4)、柿木 保明5) 1) 国立病院機構 久里浜アルコール症センター 歯科、神奈川歯科大学 生体管理医学講座 障害者歯科分野  2) 神奈川歯科大学 歯学部 3) 労働者福祉機構 関東労災病院臨床心理 4) 湘南短期大学 歯科衛生学科 5) 九州歯科大学 生体機能制御学講座 摂食機能リハビリテーション学分野

 

【考察】
現在、歯科治療の特性を踏まえて、患者にとってより安全で安心のできる歯科外来診療環境の整備が求められる時代となっている。特に、アルコール依存症患者の歯科治療においては、強い緊張感を示す患者では反応が過剰に現れるものがいる半面、 落ち着いて受診しているが、自律神経反射では反応力、切替力ともに劣っている例もみられることから、治療中モニタリングによる体調リスクコントロールの必要性と 有用性が確認された。
◆詳しくは(ポスター)