R-R間隔採取
周波数解析の単位はms2 のため、1000Hzでのデータ採取が必要です
周波数解析は(R-R間隔)ms×(経過時間)msで解析します。
通常心電図は波形表示を目的としているので125Hz が一般的ですが、クロスウェルは周波数解析を目的としてRの信号を1000Hzで採取しています。
ちなみに、125Hzの場合、1000Hzの精度と数学計算上比較すると、Rの検出精度が1/8になり、経過時間での精度も1/8となり、解析結果は 1/64 となり、周波数解析には適していないといわれています。
通常心電図は波形表示を目的としているので125Hz が一般的ですが、クロスウェルは周波数解析を目的としてRの信号を1000Hzで採取しています。
ちなみに、125Hzの場合、1000Hzの精度と数学計算上比較すると、Rの検出精度が1/8になり、経過時間での精度も1/8となり、解析結果は 1/64 となり、周波数解析には適していないといわれています。
下図のように125HzでR-Rを採取すると器械上の正しくない揺らぎが発生します。
データ検出精度が粗いと、心拍の揺らぎを大きく修飾し、副交感神経指標(HF)を大きく修飾した結果となります。
【1000Hz 125Hzの信号認識の違い 拡大例】
データ検出精度が粗いと副交感神経(HF)が大きく修飾される場合がある